自己の主は自己と知るは賢者、他者が主と思うは愚者
今月の聖句は「自己の主は自己と知るは賢者、他者が主と思うは愚者」という智慧の言葉です。賢い者は、自分のすべき行為を全て自分で決定しますから、自分の主は自分であると知っています。
しかし、自分では決定できず、他者から命令されたことにも承認できずにいる愚か者は、自分でなく他人の方が力があると思い違いをしています。
私達は内なるアートマンと共に生きているのですから、いかなることでも自分で決定できるのです。
(今月の瞑想)
今月の聖句は「自己の主(ぬし)は自己と知るは賢者 他者が主(ぬし)と思うは愚者」という智慧の言葉です。
静かに眼を閉じて、あなたがこれまで歩んできた人生を振り返ってみてください。あなたはこれまでの人生を自分の努力で切り開いてきたと感じていますか?
それとも、自分ではなく他人に振り回されて生きてきたと感じているでしょうか?
瞑想の中でご自分の気持ちをお調べ下さい。賢い者は、自分の為すべき行為を、全て自分で決定しますから、自分の主人は自分であると知っています。しかし、自分では決定できず、他者から命令されたことにも承服出来ずにいる愚かなる者は、自分ではなく他人の方が力があると思い違いをしています。
これまでの人生の中で、他人に動かされそうになったあなたが、自分の言動をきちんと自分で決定して「自己の主(ぬし)となった体験を思いだし瞑想の中で自分を誉めてあげてください。 お願い致します。
「自己の主は自己と知るは賢者 他者が主と思うは愚者」
「自己の主は自己と知るは賢者 他者が主と思うは愚者」
と三回唱えてから眼をあけてください。それでは今日の瞑想を終わります。
有難う御座いました。