楽は苦の種 苦は楽の種
今月の聖句は『楽は苦の種 苦は楽の種』という智慧の言葉です
今年も残すところ一ヶ月となりました
この一年 皆様もそれぞれ大変な苦行を 頑張って生きてこられたと思うのです
インドの人は「死ぬのも苦だが 生きるのも苦」といいます
実際はこの世の中に生まれたというのは いろいろな楽しみもあるかもしれませんが 誰でもがわかっているように毎日生きていくことだけでも大変なことなのです
歳を重ねれば重ねるほど 自分の体をもてあますようになってきますからそれだけでも生きるのが大変ということになります
もちろん我々が生まれてしばらくは親の世話を受けませんと 生きていけませんし一人前になるのも大変です
いつでも我々は苦行を強いられると言うことです
いつ楽になるのかなと思う人もいらっしゃるかもしれませんが それはあの世に旅立つときです
ですから生きている限りは 頑張らなくてはいけないということです
また努力したからといって人に迷惑をかけることは無いのです
努力したから怒られる ということもないのです
世間では努力している人の姿というのは 評価されるのです
逆を考えてみればよくわかります あっちにふらふら こっちにふらふら
遊び回っているような人は評価は全く受けません
ですから皆様も今年一年それぞれ なりたくない病気になったとか 出会いたくない事故にあったとか 人間関係の苦労などあったかと思いますが そのようなことを気にすることはないのです むしろそういうことがあった方が 自分の生活は充実するのです
今月の瞑想
今月の聖句は「楽は苦の種 苦は楽の種」という智慧の言葉です 世間でよく言われるこの格言は 私たちが感じる苦楽は 私たちの認知の仕方によって良いとも思われ 悪いとも思われる 相対的なものなのだ
という智慧の教えです 本当は苦も楽もないのです 静かに目を閉じ あなたの場合
*初級 楽と思ったことが苦に変わった体験を・・・
*中級 これは苦労だとか楽だと思うことが多いかどうかを・・・
*上級 これまでの人生、苦楽の違いはないな、と思えるかどうかを・・・
瞑想の中でよくお調べください。それではお願いいたします。(3分間)
「楽は苦の種 苦は楽の種」という智慧の言葉では 自分で苦とか楽とかを決めつけずに ともかく淡々と行為し続けろ と言うのです あなたの場合
*初級 苦と思った体験が楽に変わった体験を・・
*中級 苦の種を楽の種と、思えるようになった体験を・・・
*上級 今抱えている問題の中で、苦楽と思わずに行動するにはどうしたらよいかを・・・
瞑想の中で具体的によく調べ 後ほどお話ください
お願いいたします
(2分間)
「楽は苦の種 苦は楽の種」「楽は苦の種 苦は楽の種」と三回繰り返して唱えてから、目を開けてください。(全員が目を開けたのを確かめてから)それでは、今日の聖句瞑想を終わります(まず瞑想指導者が自分の気づき/悟りを語る。次いで可能ならば参加者全員を2人一組にさせて一人3分間ずつ話させる)
それでは時間になりましたので終わります
ありがとうございました
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