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11/27(水)【聖地ガルガンガーへ】


今回の旅は、参加人数がごく少人数だったので、かなりゆったりとしたものでした。
グルクラを設立予定があるということで、全く観光地化されていない聖地、ガルガンガーへ連れていて頂きました。よく写真で見るリシケシのガンジス川での沐浴風景とは、混み合い具合からして全く違いました。単にとても素朴な風景がありました。これから政府が観光地化するということらしく、近い将来、あの風景が懐かしく感じるのかもしれないなあ。思いがけず、初めてガンジス川のほとりに立たせてもらいました。10代後半や20代の初めは、ガンジス川のほとりに一度立って見たい!とあんなに思った事もあったのに、そんな憧れの様なものは、陰も形もなくなっていた!すっかりおばさんになっている自分が訪れている事が面白く感じられた。しかも、こんな形で師と一緒に訪れさせて頂けた事が、やはり、最高のシチュエーションです。

11/28(木)【ヨーガ・ニケタン・デリーへ】
ボランティアの旅の終盤に、アルナ・ラリタ両マタジに1年ぶりにお目にかかれ、いつものごとく喜びで一杯でいる自分に気付きました。
それにしても、アルナマタジのお話の時の声の張りと大きさには、今回も改めて溢れるパワーを感じました。
それとは、対照的にマントラを斉唱して下さる時の何とも言えない、優しく心に染み渡る両マタジの声は、知らず知らずに流れる涙で清めて下さいます。温かく、パワフルで深いあの響き。両マタジが私達にマントラを唱えて下さっているのを聞いて、一度自分も試してみようと思ったことがあります。それは外に発する様に唱えるのではなく、内側につながる様に唱える事です。
これが今回の旅の課題は、「バクティ」でした。
この文を書いている、帰国後もの今もこの様々な新たな学びは非常に大きなものであって、これからの私のヨーガ修行の中での大きな基盤になるものが沢山詰まった旅だった、と改めて振り返っています。
温かく送り出して下さった家族、安心して旅立つ事を助けてくれた仕事仲間、旅をコーディネートして下さったニケタンの先生方とアニールさん&リタさんご夫妻、旅の途中色々話を聞いて下さった、鈴木先生、他愛のない話でも盛り上がってくれたヨーガ仲間、そして、いつも私達を気長に導いて下さる、木村グルジ、アルナ・ラリタ両マタジ、遠く、そして、近くで私達を見守って下さっているマハラジ、いつもそこにおられる大いなる神様に、改めて感謝の思いで一杯です。本当に有り難うございました。
村上朋子

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